脳腫瘍の治療費

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脳腫瘍にかかる治療費は治療内容によって大きく差がでます。 一般的に良性といわれる脳腫瘍では、外科手術で腫瘍部分を取り除いてしまえば、その後は定期外来と痙攣止めの薬やその他の薬で済むでしょう。しかし悪性といわれる脳腫瘍では、広がっている部分への継続治療を続けるかどうかによって治療内容が変化します。ではいったいどんな治療を続けていかなくてはならないのかと言うと、放射線治療や化学治療です。どちらの高そうなイメージがありますが、実は放射線治療は一番安いのです。 一般的に手術は1回につき100万円、放射線治療は30回で15万円ほど、化学治療は病院により異なります。これらは全額自己負担の場合なので、3割負担や加入している保険会社によっては全額保険適応とすることも可能です。

脳腫瘍の治療は20世紀に入り大きく躍進しています。当初は外科手術しかなかった治療も、放射線を照射する方法や、放射線を持つ点滴を注射する方法、選択的に癌細胞に効果のある抗がん剤を点滴するものもあります。さらに近年ガンマナイフという治療法が注目されています。 ガンマナイフは放射線を腫瘍に当てて癌の死滅や組織の破壊を目的とします。これだけでは放射線治療とどう違うのかと思いますが、実は放射線治療は外科手術のあとに行われることが多いのです。しかしガンマナイフでは外科手術を行わず、放射線治療よりもさらに高い量の放射線を腫瘍に強く当てる治療をいいます。外科手術を行わないことで、美的な問題ももちろん、体力が弱った人や手術が困難な部位も治療が可能になったのです。