加齢による背骨の病気

院長と看護婦

加齢による背骨の変化で引き起こされる病気としては、「腰部脊柱管狭窄症」があります。この「腰部脊柱管狭窄症」とは、背骨の腰の部分である「腰椎部」の骨が狭くなり、内部の神経が圧迫されることで引き起こされる病気です。これが引き金となり、脚のしびれや痛みが症状として現われます。「腰部脊柱管狭窄症」はゆっくりと症状が進行していきます。症状が進むと脚の筋力が低下し、歩行が困難になる場合もあります。また、膀胱神経に障害が起こり、排尿困難になる時もあります。 「腰部脊柱管狭窄症」の他に、「腰椎椎間板ヘルニア」も加齢による背骨の変形から発症します。「腰椎椎間板ヘルニア」とは、腰椎の椎間板の変形により、神経の根元が圧迫されて足にしびれや痛みが発症する病気です。どちらの病気も、背骨の老化によって起こる病気なのです。

「腰部脊柱管狭窄症」の症状がどうかは、整形外科で判断を受ける必要があります。この症状は安静時には軽いため、医療機関を受診しない方が多くいます。また、年齢のせいだと諦める方もいます。放置しておくと症状が進行し、重症化してしまうこともあります。異常を感じたら、整形外科を受診することが必要です。 診断の結果、「腰部脊柱管狭窄症」と判断され場合、1人1人に適切な治療が行なわれます。手術が必要な場合と、保存療法で治療が行なわれる場合があります。患者さんの状態を見て、治療方法が決定されます。手術が必要な場合、3割負担の方では20万円から30万円程度の費用が必要になります。高額療養費制度を使うことができるので、実際の治療費は抑えることができます。保存療法の場合は、薬物や装具、物理療法等を併用して治療が行なわれます。3か月程通院し、毎回の治療費が必要になります。